山口県１泊2日観光モデルコースでご紹介！2024年行くべき都市３番目は山口市！その魅力とは？

山口宇部空港からは山口市内へのアクセスが良く、旅のスタートに最適。到着後、レンタカーや公共のバスを使い、山口県の豊かな魅力へと足を踏み入れる準備をしましょう

新山口駅から長門峡駅を結ぶSLやまぐち号は、昔懐かしい蒸気機関車を利用した旅の醍醐味です。ゆったりとした時の流れの中で、山口県の豊かな自然を車窓から眺めながら、非日常の体験をすることができます。煙を上げながら走るSLの姿は、子供から大人まで心躍る光景。写真の素材としても絶好の機会であり、SNSでのシェアにも最適です。車内では車掌さんの案内に耳を傾けつつ、山口の歴史や文化に思いを馳せる貴重な時間を過ごしましょう。

はく

運航日に注意しましょう！

江戸時代から続く歴史に触れられる萩城城下町は、幕末の志士たちの息吹を今に伝える地。木戸孝允旧宅と高杉晋作誕生地を訪れれば、日本の近代化に影響を与えた偉人たちの生き様を追体験することができます。百数十年前の歴史が色濃く残る町並みを歩きながら、当時の空気を感じ取ることができるでしょう。

萩城城下町散策の中心にある松陰神社は、近代日本を築いた偉人・吉田松陰を祀る神社で、多くの参拝者で賑わいます。境内には松陰の教えを受けた多くの志士たちの銅像もあって、日本の明治維新に向けた情熱の火種を感じることができます。

1日目の疲れを癒やす湯本温泉、中でも大谷山荘は格別の宿。山あいに佇む温泉施設は、静寂に包まれた極上のリラックスタイムを約束します。

宿を出発する前に、地元産の食材をふんだんに使った朝食で一日の活力をつけます。さあ、新たな一日の始まりです。

岬の突端に佇む元乃隅神社には、断崖絶壁に建てられた壮観な風景が訪れる人を魅了します。拝殿から見下ろす海の色は、天候によってさまざま。幾千もの時間を超えた神社が放つ神秘的な雰囲気は訪れる人々の心を清めます。参拝を終えれば、次なるスポットへと車を走らせましょう。

エメラルドグリーンの海を渡る角島大橋は、ドライブの絶好スポットです。海風を感じながら、眼下に広がるパノラマの海景色は言葉を失うほどの絶景です。橋を渡りきった先の角島では、美しいビーチが迎えてくれます。記念撮影にも最適で、旅の思い出が一層深まります。

はく

大人気の絶景スポットです！

下関春帆楼

下関と言えば「ふぐ」。ふぐ料理の老舗「春帆楼 本店」でランチです。伝統的な職人技で処理された新鮮なふぐは絶品で、関門海峡を一望できる店内で味わう料理は、味はもちろん、目でも楽しむことができます。特に、トラフグのてっさは透き通るような美しさで、舌の上でとろける上質な味わいを堪能できること間違いなしです。

ふく料理に舌鼓を打った後、巌流島へ。連絡船に揺られながら、水平線をめざします。島には宮本武蔵と佐々木小次郎の決闘の伝説が色濃く残る場所で、再現された武蔵像や小次郎像に加え、歴史に思いを馳せながら島を散策できます。

もも

宮本武蔵と佐々木小次郎の決戦の場です！

巌流島から戻り、赤間神宮へ。平清盛を祀るこの神社は、平家一門の栄華を今に伝える重厚な雰囲気が漂います。社殿の美しさはもちろん、周囲を囲む庭園からの景色も素晴らしく、訪れる者の心を和ませてくれます。参拝を終えると、城下町の風情を残す町並みを散策し、歴史の足跡を体感します。

終盤に訪れるのは、亀山砲台跡です。下関戦争の激戦地として知られ、現在では歴史を伝える史跡として公開されています。残されている砲台や弾薬庫を巡ると、当時の激しい戦いの歴史を肌で感じることができます。眼下に広がる関門海峡の眺望と共に、歴史の一幕に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。

亀山砲台跡を後にし、山口宇部空港へ。2日間の観光が終わります。お疲れ様でした。