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レストラン列車ランキング【関東発・日帰り】料金と予約のコツを添乗員25年が解説

レストラン列車ランキング 関東発・日帰りで乗れる5選 料金と予約のコツ
ちゃあ坊

レストラン列車って乗ってみたいけど、関東から日帰りで行けるやつってどれなん?なんか全国の記事ばっかりで分からへん。

ええとこ突いたな。関東発・日帰りで現実的なんは3本だけや。西武の「52席の至福」16,000円、JRの「サフィール踊り子」は1,700円から、家族なら秩父のSLパレオ。しかもな、人気列車は個人予約やと席が取れへん。そこの抜け道まで全部教えたるわ。

「レストラン列車に乗ってみたいけど、関東から日帰りで行けるのはどれ?」——この記事はその一点にお答えします。

結論|関東発・日帰りレストラン列車の早見

コース料理をしっかり味わうなら西武「52席の至福」(ブランチ16,000円/ディナー19,000円)
気軽に試すならJR「サフィール踊り子」のカフェテリア(1,700〜3,000円+運賃)
子ども連れなら秩父鉄道「SLパレオエクスプレス」(熊谷10:15発・片道約2時間40分)
満席で諦めるのは早い。旅行会社は座席をまとめて確保しているので、個人予約が満席でもツアー枠は残っていることがあります

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こんにちは、添乗員歴25年のちゃあ坊です。仕事柄これまで数えきれないほどの団体列車に添乗してきましたが、レストラン列車ほど「乗った瞬間に旅が始まる」乗りものはありません。座った瞬間にテーブルクロスと車窓があって、動き出すと同時に料理が出てくる。あれは移動ではなく、もう体験なんですね。

ただ、いざ調べると「全国50選」のような記事ばかりで、結局のところ関東から日帰りで行けるのはどれなのかが分からない。実際、この記事を書くために検索結果を上から順に確認しましたが、関東発で日帰りできる列車だけを整理したページはほとんどありませんでした。だからこの記事では、関東を発着して日帰りで乗れる列車だけに絞り、料金・予約方法・取りにくさまで実際の公式情報で確認して並べています。

※本記事の料金・運行日は2026年8月8日時点で各鉄道会社の公式サイト・公式リリースを確認したものです。最新の状況は必ず公式でご確認ください。

レストラン列車ランキング【関東発・日帰りで乗れる順】

「関東発で日帰りできるか」「予約のしやすさ」「食事の満足度」の3点で並べました。

1位:西武「旅するレストラン 52席の至福」|池袋・西武新宿発→西武秩父

関東発の日帰りレストラン列車といえば、まずこれです。1編成わずか52席、車内で調理された料理がコースで出てきます。

🚃 区間:池袋・西武新宿 〜 西武秩父
💰 旅行代金:ブランチコース 16,000円/ディナーコース 19,000円
📅 予約単位:テーブル席単位(2〜4名)。5名以上は席ごとに複数回に分けて予約

料金は2026年4月期の運行から改定されています。西武鉄道が2025年12月15日に出した価格改定リリースによると、ブランチコースが15,000円→16,000円、ディナーコースが18,000円→19,000円へ。2026年3月14日の運賃改定と原材料費の高騰に対応したものと説明されています。

添乗員目線でひとつ言うと、初めてならブランチコースをおすすめします。ディナーは往路が暗くなってしまい、せっかくの秩父の山や川が見えないんです。3,000円安いうえに景色まで付いてくると考えると、ブランチのほうが満足度は高いと思います。

2位:JR東日本「サフィール踊り子」|東京・新宿発→伊豆急下田

全車グリーン車以上という贅沢な特急で、4号車にカフェテリアがあります。コース料理を予約するタイプではないので、「レストラン列車デビューにいちばん敷居が低い」のがここです。

カフェテリアの主なメニュー価格(税込)
大ぶりエビワンタン復興麺 〜磯の香〜1,900円
美虎特製 汁なし担々麺2,100円
自家製豚のとろける角煮カレー2,800円
お箸でほぐれる極厚ポークステーキ3,000円
キャラメルチーズケーキ+ソフトドリンク1,800円
とろりマンゴープリンパフェ+ソフトドリンク1,700円

※メニューは中国料理「美虎」五十嵐美幸氏の監修。スパークリングワインとのセットは2,400〜2,500円。上記のほか列車限定メニューあり。

注意点がひとつ。メインメニューは予約時間ごとに提供数が限られています。「乗ってから決めればいいや」と思っていると売り切れていることがあるので、食べたいものがあるなら早めの時間帯を押さえておくのが安全です。なお乗車自体には運賃+グリーン料金などが別途必要で、カフェテリアの料金はそれとは別会計になります。

3位:秩父鉄道「SLパレオエクスプレス」|熊谷発→三峰口

お子さん連れなら、むしろこれが正解かもしれません。本物の蒸気機関車C58が牽く列車で、熊谷から三峰口まで1日1往復、片道およそ2時間40分の汽車旅です。

🕙 時刻:熊谷 10:15発 / 帰りは三峰口 14:05発
📅 運行日:3月20日〜12月6日の土日祝が中心
🎫 きっぷ:普通乗車券+SL指定席券(当面は全車指定席で運行)
予約:運転日の1ヶ月前から、乗車駅の出発時刻30分前まで

ここは食事が出る列車ではなく、SL弁当を車内でいただくスタイルです。だから「レストラン列車」と呼ぶには少し外れるのですが、日帰りで行けて子どもが確実に喜ぶという点では関東随一。片道850円以上の区間を往復するなら「秩父路遊々フリーきっぷ」のほうが安くなると公式でも案内されているので、往復するなら必ず比較してみてください。

4位:近鉄「Les Saveurs(レ・サヴール)志摩」|東京発・日帰りツアーで乗れる

これは関東を走る列車ではありませんが、東京発の日帰りツアーとして商品化されているため、実質「関東発・日帰り」で乗れます。伊勢神宮の両宮参りとセットで、車内ではフレンチ膳。クラブツーリズムで69,900円(東京23区・神奈川発/2026年11月〜12月出発)という設定でした。

「日帰りで伊勢まで行って、しかも列車でフレンチ」と聞くと驚かれますが、こういう個人ではまず組めない行程を一日にまとめてくれるのがツアーの強みです。自分で新幹線と近鉄特急とレストラン列車を手配して、さらに伊勢神宮を回る……と考えると、正直このほうが早くて確実だと思います。

5位:THE ROYAL EXPRESS|一生に一度の贅沢枠

最後は別格の1本です。水戸岡鋭治氏デザインの8両編成で、組子・寄木細工・ステンドグラスをちりばめた「動く芸術品」。沿線の名店の料理人が乗り込んで、その場で作った料理を出してくれます。

読売旅行が発売した「おふたりで行く THE ROYAL EXPRESS 美食と伝統 東海道・富士クルーズトレインの旅3日間」は、おひとり様980,000円。2026年11月28日〜30日の1本のみ、東京・品川・新横浜発着です。往路は東海道新幹線グリーン車と近鉄特急アーバンライナーのデラックス車両、1泊目は金華山と長良川を望む都ホテル岐阜長良川、2泊目は50㎡以上のスイート。初日の昼食は創業50年の老舗「うな勢」のうな重、というかなり本気の内容です。

なお2名単位での申し込みが条件で、奇数人数は不可、中学生未満は参加できません。記念日や退職祝いのような「ここぞ」の旅に向いています。

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関東発・日帰りレストラン列車の比較表

列車 区間 食事 目安料金 予約のポイント
52席の至福池袋・西武新宿〜西武秩父コース料理16,000〜19,000円テーブル席単位(2〜4名)。5名以上は分割予約
サフィール踊り子東京・新宿〜伊豆急下田カフェテリア1,700〜3,000円+運賃メインは時間帯ごとに数量限定
SLパレオエクスプレス熊谷〜三峰口SL弁当(持込可)乗車券+SL指定席券運転日1ヶ月前から。全車指定席
Les Saveurs 志摩東京発の日帰りツアーフレンチ膳69,900円ツアー限定。伊勢神宮参拝とセット
THE ROYAL EXPRESS東京・品川・新横浜発着名店シェフの料理980,000円(3日間)2名単位。中学生未満は不可

※2026年8月8日時点で各社公式サイト・公式リリースにて確認。SLパレオの指定席券額は公式ページでご確認ください。

個人手配とツアー、関東発ならどちらが得か

ここが本記事でいちばんお伝えしたいところです。結論から言うと、「乗ること自体が目的」なら個人手配、「その日を丸ごと楽しみたい」ならツアーです。

個人手配の最大の弱点は、人気列車ほど席が取れないこと。52席の至福は名前のとおり52席しかありませんし、SLパレオも全車指定席で予約は1ヶ月前から。売り切れたら終わりです。

一方でツアーは、旅行会社があらかじめ座席をまとめて確保しています。だから個人予約の画面が満席でも、ツアーなら空いていることが珍しくありません。これは25年間、団体を扱ってきた側から見ると当たり前の構造なのですが、意外と知られていないんですよね。しかも往復の交通と現地観光、昼食まで含まれているので、結果的に自分で組むより安くなることもあります。

実際にクラブツーリズムで「観光列車・関東・日帰り」の条件で探すと、列車・飛行機の旅だけで161件、バスツアーを含めるとさらに90件以上が出てきます。価格帯は13,500円から69,900円まで。新宿発、東京・上野・大宮・高崎発、大船・横浜発、千葉・船橋・錦糸町発と、関東各地からの出発が揃っているのが強みです。

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添乗員が教える、レストラン列車の予約で失敗しないコツ

現場で25年見てきて、「これを知らずに損している方が多いな」と感じることを4つだけ。

① 発売日の「当日朝」を狙う
SLパレオのように「運転日の1ヶ月前から」と決まっている列車は、その解禁初日に動くかどうかで結果が変わります。土日と紅葉シーズンは特に。
② 往路より復路が取りやすい
下り(行き)に人気が集中するので、どうしても取れないときは復路だけ乗る手もあります。片道だけでも十分に楽しめます。
③ 2名より3〜4名のほうが取りやすいことがある
52席の至福はテーブル席単位の予約なので、席割りの都合で4名テーブルだけ空いている、ということが起こります。
④ 満席表示でもツアーを確認する
前述のとおり旅行会社が枠を持っています。個人予約が満席でも、そこで諦めないでください。

予算別|関東発で安く楽しむならどれ?

「観光列車って高いんでしょう?」とよく聞かれるのですが、実は入口はかなり手頃です。

予算おすすめ
〜5,000円SLパレオエクスプレス(乗車券+SL指定席券)。子ども連れの満足度が高いのはここ
〜1万円サフィール踊り子のカフェテリア利用(食事1,700〜3,000円+運賃・グリーン料金)
1〜2万円52席の至福ブランチ16,000円。コース料理の本命
2〜7万円日帰りツアー(13,500〜69,900円)。交通・観光・食事込みで一日完結
記念日にTHE ROYAL EXPRESS(980,000円/3日間)

よくある質問(FAQ)

Q. レストラン列車は1人でも乗れますか?

列車によります。52席の至福はテーブル席単位の予約なので1名では取りにくいですが、サフィール踊り子のカフェテリアやSLパレオは1人でも問題ありません。ツアーにも「ひとり旅」と銘打った設定があり、クラブツーリズムの一覧にも実際に見つかります。

Q. 関東発で本当に日帰りできますか?

できます。52席の至福(池袋・西武新宿発)、サフィール踊り子(東京・新宿発)、SLパレオ(熊谷発)はいずれも日帰り圏です。SLパレオは熊谷10:15発・三峰口14:05発なので、夕方には都心に戻れます。

Q. 子ども連れでも大丈夫ですか?

SLパレオがいちばんおすすめです。逆にTHE ROYAL EXPRESSの読売旅行のツアーは中学生未満は参加できません。コース料理の列車は静かな雰囲気なので、年齢と過ごし方で選んでください。

Q. 予約はどれくらい前から取れますか?

SLパレオは運転日の1ヶ月前から乗車駅の出発時刻30分前まで。52席の至福は運行月ごとに受付期間が設定されます。人気日程は解禁直後に動くのが確実です。

Q. 満席で取れないときはどうすれば?

旅行会社のツアーを確認してください。座席をまとめて確保しているため、個人予約が満席でもツアー枠が残っていることがあります。これがいちばん現実的な代替ルートです。

Q. 料金は変わることがありますか?

あります。52席の至福は2026年4月期の運行から、ブランチ15,000円→16,000円、ディナー18,000円→19,000円に改定されました。運賃改定や原材料費の高騰が理由と公式に説明されています。予約前に必ず公式で最新料金をご確認ください。

まとめ|関東発なら、まず52席の至福かサフィール踊り子から

あらためて整理します。コース料理をしっかり楽しむなら「52席の至福」(16,000円〜)、気軽に試すなら「サフィール踊り子」のカフェテリア(1,700円〜)、家族で行くなら「SLパレオエクスプレス」。この3本が関東発・日帰りの現実的な選択肢です。

そして、人気列車は個人予約だと席が取れないことが多いという点だけは、ぜひ覚えて帰ってください。旅行会社は座席をまとめて確保していますから、満席表示を見た時点で諦めるのはもったいない。往復の交通も観光も込みで一日が完結するので、初めての方ほどツアーのほうが失敗しないと思います。

車窓が流れはじめて、目の前に料理が置かれた瞬間の感じ。あれはやっぱり、乗ってみないと分からないです。ぜひ一度、体験してみてください。

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この記事を書いた人
ちゃあ坊
ちゃあ坊
ブロガー/ベテラン添乗員
年齢:40代 性別:男性 職種:添乗員 資格:総合旅行業務取扱管理者 添乗員を25年しております。年間約150日を25年延べ3,800日以上の添乗経験があります。旅行のプランニングで悩でいるあなたがこの記事を読んで「こんな旅を探していた」と思っていただけるような情報を発信していきます。
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